RDSデータバックアップについて
AWSのRDSを利用しているのですが、仮に本番データぶっ飛んだ場合はどうなるのか気になったので調査してみました。
先に結論から言うと、RDSでは自動バックアップシステムがあります。
ですので、適切にバックアップ設定をしておれば問題ありません。
RDSについて
RDSはAWSサービスの一種でフルマネージドデータベースサービスになります。
フルマネージドという名前通り、サーバーのプロビジョニング、パッチ設定、セットアップ、設定、バックアップ、または復元などのデータ管理タスクを自動で行ってくれます。
オンプレミスとは違い、クラウドインフラなのでサーバーの手間が楽であるという特徴があります。
RDSバックアップについて
RDS では、DB インスタンスの自動バックアップはデフォルトで Amazon S3 に作成され、指定した期間安全に保存されます。
さらに、スナップショットを作成することも可能です。
スナップショットはユーザー起動型のインスタンスバックアップで、明示的に削除するまで保持されます。
つまり、仮に本番データが飛んだとしても自動バックアップがあるので復元が可能になります。
RDSバックアップ方法について
自動バックアップされることが理解できたのですが、どのようにバックアップされているのでしょうか?
RDSでは2種類のバックアップ方法が用意されています。
自動スナップショット 手動スナップショット
自動スナップショット
毎日決められた時間になると自動的に行う方法です。
初回は全データをバックアップする「フルバックアップ」ですが、 2回目以降は更新データだけをバックアップする「差分バックアップ」となりますので、バックアップデータ量は少なくなります。
手動スナップショット
任意の時間に自分で操作してバックアップを行う方法です。(名前の通りですね)
手動スナップショットは、フルバックアップとなります。
バックアップはどうやって行う?
こちらの記事がわかりやすかったです。
最も効果的なリスク回避策!RDSのバックアップ方法を理解しよう | Tech Dive
保存期間は?
RDSでバックアップされたデータはどのくらいの期間保存されるのでしょうか?
自動バックアップの保持期間は、最大 35 日間まで設定できます。
つまり、約1ヶ月前までのデータであれば復元可能ということですね。