個人開発でしくじったポイントまとめ
今年初めに「DoubleWorker」という副業口コミサイトを作成しました。
リリースはしたのですが、結局途中でモチベーションが下がりやめてしまいました。
次の個人開発ではより良いサービスを開発するためにも、今回の開発のしくじりポイントをまとめようと思います。
「仮説検証をせずに開発を始めてしまった」
本来の個人開発を始める流れは以下の通りだと考えてます。
1. アイデアの検証 2. アイデアの質を高める(課題の質を高める) 3. ソリューションの検証 4. 人が欲しがるものを作る <== 開発フェーズ 5. スケール
開発フェーズに入る前に自分が開発するサービスはそもそもユーザーの課題を解決できるのか。
このポイントがずれてしまうと、結局誰の問題解決も出来ないクソサービスになってしまいます。
今回の個人開発ではこのフェーズをぶっ飛ばして、いきなり開発フェーズに入ってしまったので失敗したなと思っています。
つまり、ユーザーファーストではなくソリューションファーストになってしまいました。
「マネタイズを決めずに開発を先に始めてしまった」
マネタイズ方法を決めずに開発を始めてしまったのも失敗でした。
リリースした後に「あれ、そもそもどこでマネタイズすれば良いの?」となってしまい、途方にくれました。
「なぜサービスを開発するのかの理由が曖昧だった(なぜ自分が開発するのかの理由が曖昧だった)」
副業を始める人が多いので、副業系のサービスを立ち上げれば人気が出るのでは?という浅い理由で開発を始めたのだが、これは自分自身が抱えている問題ではなく、第三者が抱えている課題を解決しようとしている状態でした。
第三者の課題とは、自分がそこまで共感や思い入れがない他人の課題のことです。
つまり自分の課題ではないので強い共感を持てなく、モチベーションを保つことが難しく途中で諦めてしまいました。
「コードがクソすぎた」
あとで、直せば良いやとクソコードのままマージしてしまいました。
その結果、コードが汚すぎて、リファクタリングする気が失せてしまいました。
Rubocopやslim-lintで静的コード解析は入れていたのですが、もう少しリーダブルなコードを意識すべきでした。
共同開発者が入れば、レビューし合えるのですが.....
「RailsWayから離れすぎていた」
RailsはRailWayな書き方をすれば、綺麗に簡単にコードを書くことが出来ますが、今回の個人開発はRailsWayからそれたコードの書き方が多すぎました。
その結果、予想外の箇所でエラーなどが起きるという現象が起きてしまいました。
辛かった〜
「マーケティングを軽視しすぎた」
リリースした後に、どのようにしてサービス認知度をあげるのかというWEBマーケティングを考えてなさすぎました。
ペルソナを明確に決め、どのようにアプローチするのかをもう少し明確にすべきでした。
「AWSがむず過ぎた」
デプロイにAWSを選択したのですが、初めてのデプロイ作業でめちゃくちゃ詰まりました。
EC2, VPC, Route53, RDSという比較的シンプルな構成でしたが。それでもめちゃくちゃ難しすぎてメンタル折れました。
次回はとりあえず、herokuデプロイでグロースする段階でAWSでも良いかなと思います。
まとめ
初めての個人開発の最大の失敗は開発フェーズに移行する前に決めておくべきことを疎かにしすぎたポイントだと思います。 (ユーザーの課題、ペルソナ、マネタイズ、マーケティング)
まあ、次も頑張ります