技術ブログ

(技術系中心)基本自分用備忘録なので、あくまで参考程度でお願いします。

Dockerの<none>について

Dockerのについて

docker image lsでイメージ一覧取得した時にと表示されるケースがありますが。

これは一体何なんでしょう?

~ ❯❯❯ docker image ls                                                                                                                                                                             [~]
REPOSITORY          TAG                 IMAGE ID            CREATED             SIZE
<none>              <none>              e9712b7a1812        26 hours ago        1.23GB
<none>              <none>              5579eb4fdc65        26 hours ago        1.23GB

結論

Dockerで同じ名前のイメージを作り直した際に古いほうのイメージがnoneとなる。 ( Dockerでは同一名のイメージを複数作成することができない。 )

noneイメージは特別な理由がないかぎり不要なので、イメージを削除するとよい。

ちなみに、このnoneのイメージのことをDockerではdangling imageと呼びます。

削除方法

docker rmi $(docker images -f 'dangling=true' -q)
rmi  イメージの削除
images -f dangling=true -fでフィルター、danglingはタグがついていないものか否か、trueにするとタグがない、すなわち <none> のものでフィルタする
images -q   imagesのIDのみ表示